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1.販売価格の決定(Listing Price)
自分の家を売ろうとする時、誰もが気になるのが価格です。高く売りたいのは山々ですが、価格設定を間違えると、売れるものも売れなくなってします。売り価格を決めようとする時、以下のような資料を参考にします。
−Active Listing−
現在売りに出ている物件。この中には、売れる物件(市場価格)と売れない物件(高すぎる物件)とが混じっています。これら売り物件の中で、自分の家がどのように競合していくかを調査します。「売れる物件」に比してやや高い値を付けるのは「売りチャレンジ」となりますが、
「売れない物件」に比して安い売値をつけても共倒れ失敗となる可能性があります。
−Sold Listing−
実際に売れた物件の記録。これが「市場価格」と云えます。自分の家と条件が(ロケーションと家の程度)似通った物件の売買例を比較物件として選びます。そして、比較物件と自分の家との優劣点を調整して価格設定して行きます。
−Expire/Terminate Listing−
契約した期間内に売れなかった物件。買手から見て「市場価格ではない」と判断された物件。もう少しで売れなかったものもあれば、問題にもされない程の高い物件も混
じっています。
記録を分析する上で、最も重要な前提条件は「実際にそれらの家を見ているかどうか」「その地域の事を良く知っているか」という事です。「見ると聞くとは大違い
」という事がありますが、家の場合、「写真で見るのと実際に見るのとでも大違い」という事があります。不動産セールスマンは、毎日「エージェント向けオープンハウス」を走り回り、少しでも多くの実地視察をするのを日課としています。
売主は自分の家に甘い評価となり、買主は買う家に対して厳しい要求をするのは、それぞれの立場上仕方のない事です。しかし、両者の評価のギャップが埋まらない限り、売買は成立しません。両者の歩み寄りを促すのは、自分が売る家・買う家に対する客観的な評価が出来るかどうか、納得出来るかどうかにかります。
大金を投ずるのは買い主であり、それ故、一番真剣に検討するのは買い主です。買い主が決断を下せるのは幾らなのか、それは「市場価格」として貴方が受け入れられるものなのかどうか。「売れる値段」「チャレンジする値段」「無理な値段」を、しっかりと助言出来る、納得行く説明が出来る不動産業者と販売契約を結ぶ事が、売り成功の第一歩です。
販売契約を取る為に、むやみに高い売値設定を言う業者も居ますが、高くすれば高く売れるわけではありません。「業者が売るのではなく、買い主が市場価格で買う」という事を忘れず、正しい業者選びをして下さい。
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